NHK昨夜特集された超単身時代という番組から、折しも今日は彼岸の入り。今無縁遺骨が非常に増えて役所で保管ができないくらいになってきているそう。親族探しも容易でないそうです。誰もが親から生まれてきたことは確かなのに、今やお墓参りもいかなくなりつつあり兄弟も無縁になりつつある世の中になってきたようです。
結婚しなくたっていいじゃない。最近は男女ともにあきらめも含めてそう言う方が増えてきています。しかし単身だと最後困ります。
部屋で死んでいても誰も連絡してくれないしその後の処理は一体だれがすると思っているんでしょう。独身の兄弟を持っていると大抵の人はその時どうするつもりよと詰め寄りますが本人は案外ケロッとしてお骨は海にでも流していいよとか言っています。まず焼き場に行くのも誰かがやらないといけないし、部屋は遺品整理やに頼むのも30万くらいかかりそうだし、焼き場も一人では行けないし墓に入れるのに8万くらいかかるんです。お経もこころ付けといっても10万はかかります。
もう一つ先祖代々の墓があり今は後継ぎがいない人が多く結婚していません子供がいませんとなると墓じまいはだれがするんでしょう。ちなみに墓じまいはお骨1個につき8万から入っている数だけ。墓を撤去するのは30万くらいかかります。
独身の兄弟がいると残ったものがそれもしないといけないのです。自分は結婚していると自分の子に実家の面倒を見させるわけにいかないので兄弟がやらざるを得ず、心境的にも費用的にも大変なのです。勝手に一人がいいよなどと威張られて子供も作らず平気な顔をされると腹が立つわけですね。一人がいいという事はそういうわがままも平気で居る人間もいるという事です。
これはわが身内なので確かです。
ですから一人で死ぬ覚悟の結婚をする気のない方は老後は施設に入り孤独死をしないように施設で面倒を見てもらい死んだらどうするかも一筆残す責任があります。
独りのほうが気楽でイイよといって勝手に年取られては結構周りが迷惑しています。
一人でお墓にはってはいけませんから。
また子供に自分は最終はお世話になるので、生きているころにはそれなりに子供の気持ちに沿うようにしないとも考える年寄りになってきました。