テレビでリクエストのかつての演歌を聞いた。
二葉百合子が引退後1夜限りの復活で岸壁の母を歌った。30代以上の人なら小耳にはさんだことがあるだろうか?戦後をよく知らない私も年を取って子供も50に手が届くころになってやっと親の子を思う切なさを本当の意味で理解できてきた感がある。
結婚で親と同居は今や禁句。マザコンもしかり。其れなのに子を産んで自分の子が他人と結婚していくのを喜びと悲しみで見送らないといけない現実にいずれなるわけで、こればかりはつらくてもいずれ来る現実のわけですね。
戦争に自分の子がかりだされるなんて想像できますか?戦争に行く映画はだから嫌いですが、あの頃の母はどんなにつらかったでしょうね。
帰らぬ息子を歌う岸壁の母はだからいまだに人々の心には響くのですね。
マザコンと嫌いながら女性はみんな自分の息子をかわいがり息子も母に小さいころはべったり大好きですよね。だから私は子供のころの息子と今の息子は別物よ。と言っています。
だから自分の生活をしっかりやって家族をしっかり支えてくれれば私のことはまあいいかってあきらめています。自分も若かりしころは親は2の次にするくらい自分の家庭のことしか考えていませんでしたものね。
順ぐりなんですね。だから親って相当寂しい思いをしているんですよ。
男の子はマザコンと言われたくなかったり親に甘えることなどしないのでおれおれ詐欺がこんなにはやるんですね。
いったい年に自分から何回親に電話しましたか女性は結構しているようですが男性は今度会う時は臨終の日か❓というくらい疎遠なんではないですか?
親は死んだらもう会えません。今でも母の死んだ日のことはよく覚えています。父は生後7か月で亡くなったので母が命ではありましたが死んだ頃は自分の家族が一番になっていました。しかし何年たっても母のことは懐かしく思い出します。
結婚に際して親は子の邪魔はしたくないと皆考えていますし、子も新生活を大事にしていますが少しだけ御相手にも親がいる事を考えてそれぞれ親を少しだけ思い出してあげてください。
親も今時嫁いじめはしないと思いますが、子所帯になるべく口を出さないことですね。自立すること、一人暮らしをすることは親世帯も子に難癖をつけられずに自由に過ごせるわけですから。
人生100年時代になると大事な人が次々自分を置いて先に行ってしまい長生きすることはその分孤独になることですのでいずれ通る道である親の道をたまには心にとめてください。