昨日講習会で弁護士鈴木優吾氏の話から婚前契約の話がありました。
現在約60万人の結婚した人のうち21万人が離婚していると言う数字があります。こんなに離婚が多いといつ自分たちに降りかかるかわかりません。
しかし日本の国民性は損得ではなく愛情が優先するという建前論を尊重していますね。
しかしアメリカ(20パーセント)、フランス(25パーセント)パキスタンでは100%婚前契約を結婚時に結んでいます。
今や日本でもそれらを事前に結んでおいた方が最悪の時に役立つと思われる時代になりつつあります。
離婚時にもめる事
財産分与、慰謝料,親権、養育費の終了時期、面会交流、年金分割,そもそも離婚におおじるかなど離婚時にもめる事を結婚時に取り決めるということですが離婚の理由は、性格の不一致、浮気、DV,金銭感覚、マザコンなど親子関係、精神疾患などが多いそうです。
何故取り決めるかと言うと一度離婚した再婚者や資産の多い人などに例を見るとそうしておいた方がもめる事が少ないと言う結果です。
結婚前から保有していた財産は夫婦が各自得る特有財産である。
住居費、食費、公共料金は2分の1
被服費、ガソリン代、医療費、租税公課保険料は各自負担
等結婚時に財産の開示、負債の負担など諸々大事な約束事をアメリカなどは結婚時に話し合い登記所に届けておくことが出来それが歯止めになったり最悪の時の切り札になるというわけです。
ぼやぼやしていられませんね男女ともに一人前の自立した人間で甘えは許されませんね。
古き時代の役割分担。男は生活費を稼ぎに働く。女は家庭を守り子供を育てると言う時代が懐かしく感じられませんか?
世知辛い時代になったと同時に女性の権利が認められたという事にもなったわけですね。其の分甘ったれていられません。いつ何時何が起きるかしれませんので女性もしっかり自覚して職業を持った方がいいでしょうし。男性もかつてのおやじのように家でふんぞり返て奥さんをこき使って何もしないというわけにはいかなくなったわけです。
それだから一人のほうがいいかと言うとそこは人間としての原点に返って男女でお互い出来る範囲で半分ずつ助け合って子供を育て家を建て協力して家庭を作ると言うことは実に楽しい面もあるわけですし。一人はさみしいですよ。やはり結婚は絶対にした方がいいです。再婚もしかり。
100歳まで生きる時代。3回くらい結婚する時代になるかもしれません。