デビイ夫人の婚活論より
私のインスピレーションになり、力の源泉となって、私の人生の喜びとなってください。スカルノ大統領がデビ夫人に言ったプロポーズの言葉です。日本人の男性でこれだけの言葉が言える人聞いたことがないですね。ですからこんな素敵なプロポーズを受けた女性はいないんではないでしょうか。選ばれた以上それにこたえるのが役目、たとえようもない幸福感とあふれるばかりの達成感、言葉にすることが出来ないほどの喜びで心は満たされたそうです。
男性って体が弱っているときに、自分に優しくしてくれる人が、天使に見えちゃうみたい。何故かそう感じる生き物なのよ、男性は。そう考えたら男性は弱った時がねらい目。病気でなくても仕事がうまくいっていない時、気持ちが落ち込んでいるとき、大きな仕事のプレッシャーでつぶされそうになった時、など社会に出ている男性は結構いろんな場面でダメージを受ける事が沢山あるのです。
そんな時どんなことがあっても私はずっと貴方に寄り添っているわ。と傍らで言ってあげてください。弱った男性には優しく。しかしこれは女性でもそうですよね。女性だって悲しかったり落ち込んだり、立ち直れないことがありますよね。そんな時にちょっとでいいからやさしくしてくれたらすごくうれしいですよね。
御相手に望むことは男女とも優しい人です。皆優しさに飢えているんですね。この世知辛い世の中。ちょっと一押しで人身事故を選び飛び込む人がこんなに多い世の中。その時その人の頭の中は悲しみで何も見えなくなっているんでしょうね。家族や友人がたった一言優しい言葉をかけてあげたら思いとどまったのではないでしょうか?
デビ夫人の弟、やそうさんは日本でデビさんに相当のバッシングがあり母が死んだあとを追って自殺をしてしまいました。デビがその死を悼んで自分の屋敷をやそお宮殿と名付けましたが、明るい夫人の心の中身は相当の悲しみもつらさも乗り越えて生きてきたんでしょうね。
結婚にのぞむものは男女とも互いに明るい家庭を作りたいと言う極シンプルな望みです。此れには相手にやさしさを求めるだけではだめですね。自分もやさしさをちゃんと表現しないと相手には伝わりません。
私はNZに少し住んだことがありますが、海外では自分の言いたいことをはっきり表現するのが基本ですので、何とかその習慣を身に付けた様で今では言いたいことをはっきり表現しています。日本では出るくぎは打たれると言いますが詰まりませんね。表現せずに飲み込んでばかりで何が面白いんでしょう。
積極的に告白する。今の若い人たちは随分平気でやっていますね。
それでいいのではないですか。ぜひ好きだと表現して下さい。スカルノ大統領の冒頭に書いたセリフ、素敵ですね。私も言われてみたかったと皆さんも思いますよね。男性のみなさん。一世一代のプロポーズを是非してくださいね。女性は心待ちにしていますよ。