切ないですよね。毎日お見合いの動きを見ているとお見合だって同じです。
この人が申し込んでくれたんだから大喜びと思うとそれがそうでもないのです。人が人を好きになるって本当にそれぞれなんですね。こんな人だってわかっていても好きになってしまうし、よくこんな素敵な人を断るわねということもあるんです。
ですから多くの人に人気があっても必ずしもその人は幸せではないのです。
好きでもない人に好きだ好きだと言われるのはこれがまた気が重いのです。
そのくせちっとも振り向いてくれない人を追いかけて、よせばよいのにのめりこむ。皆さんも結構経験があるのでは。
恋愛体質の人はいつも誰かに惚れこんでは傷ついているわけで。
しかしお見合い会社に入って来る人は、どちらかと言うと惚れないタイプだったからいい人が見つからなかったんだと思います。
それでなければいい年まで一人でいるわけがありませんものね。だからむしろバツイチのほうが恋愛経験があるからいいと言う女性もいます。
経験がない人と付き合うと本当にピント外れなんですって。女心なんてまったくぴんとこず、自分の感情のみで行動するからいずれ断られてしまいます。
恋愛も数こなしているうちに自分の感情も見えてくるので結婚するならこんな人と言うのを識別してきます。感情の動きが自分でわかるので自分の気持ちが安定した人を選ばないと始終心が乱れることがわかってくるんですね。結婚していて始終心が乱れるのは困りますものね。
しかし思う人には思われず、思わぬ人は好きだ好きだと言ってくる。世の中難しいですね。嫌いな人を好きにはなれないものですし、好きなひとを嫌いになれないんですね。心の痛みを耐えている人が今日もいるわけです。